Webデザイナーに向いている人の特徴:必要スキルと具体的な仕事内容

Webデザイナーになりたいけど、センスに自信が無いし、パソコン操作が苦手だし、IT用語が難しそうとあきらめていませんか?
実は、センスに自信が無くても、パソコン操作が苦手でも、IT用語が難しそうでも、Webデザイナーに向いている人もいるんです!

また、実際Webデザイナーになるためにはどんなスキルが必要で具体的にどんな仕事をしているのでしょうか?

今回は現役WebデザイナーがWebデザイナーに向いている人の特徴と必要なスキル、具体的な仕事内容をご紹介させていただきます。

本記事の内容をざっくりいうと
  • センスが無くても地道な勉強と応用力が重要!
  • パソコン操作も難しそうなIT用語も毎日使えば難しくない!
  • コミュニケーション能力が問われます
  • Webデザイナーの仕事はillustratorとPhotoshopを使ったデザインとHTMLとCSSを使ったコーディングから

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ただ、私がおすすめする広告しか紹介していませんのでご安心ください!

現役Webデザイナーが記事を書いています
  • 私は現役のフリーランスWebデザイナーです!(10年目!)
  • 上の子が幼稚園に通っているころにWebスクールに通い知識を習得しました
  • 現在も小学生(下の子)の子育てしながらWebデザイナーをしています。

Webデザイナー 向いてる人

Webデザイナー 向いてる人

今Webデザインを勉強しようと思っている人が増えています。

理由としては在宅勤務が可能な事と、年齢や性別に問われることなく自由に働くことが出来ること。
また、子育て中の主婦や現在の仕事にプラスアルファのスキルが欲しいという人が勉強を始めようとしています。

Webデザイナーの勉強には時間とお金と労力がかかります。
勉強を始めてから、「自分には合っていないかも」と思わないためにも自分がWebデザイナーに向いているのか確認する必要があると思いますので一つ一つ確認していきましょう。

地道に勉強ができる人

Webデザイナーとして働くためには基礎を勉強してからたくさんの応用が必要になります。
また、今頑張って勉強していたものが数年後全く使わない知識になってしまうという場合もあります。
プログラムやソフトは日々更新されていき、どんどん新しいものが出てきます。
なので、Webデザイナーを続ける限り勉強は続きますので、地道に勉強ができる人が向いています。

余談ですが・・・

私の場合、学んだ時はまだスマホは普及されておらずパソコン用のWebサイトを作ることがメインでした。
その中でWebサイトの中で動画が動くadobeの「Flash」というソフトの勉強を一生懸命していました。
もう10年以上前の話です。
が、現在では「Flash」のソフトもサポートを修了してしまい、新たにJavaScriptを利用したjqueryを学ばなくてはいけなくなってしまいました。
Webデザインは今勉強している内容が10年後全く使い物にならないという事もある世界です。
なので、コツコツ日々の勉強がいつまでも続きます。

応用力がある人

独学でも、スクールに通ってもまずはソフトの基本操作とHTMLとCSSの基本コーディングの勉強をします。
その後、就職やフリーランスとして働きますが、実務は独学やスクールで学んだ事以上のことをします。

学んだ基本は必ず役に立ちますが、そこからの応用が重要です。

習っていない、知らない、聞いていなと諦めず、考えて調べてやってみてと応用することが出来る人がWebデザイナーに向いています。

コミュニケーション能力が重要

コミュニケーション能力が重要

Webデザイナーは基本的にはパソコンに向かって仕事をしますが、実はコミュニケーション能力がとても重要になってきます。
デザインに関しては正解が無いので、クライアントの要望を形にするためにしっかりヒアリングが必要です。
コーディングに関しても、作ったHTMLが納品後どのように使われるのか、どのようなHTMLコードを書けばいいのかしっかりヒアリングする必要があります。

進捗報告、納期の確認、追加の要望など日々のコミュニケーションを大切にしている人を求められています。

デザインは素敵だけど日々の報告が無い、納期は早いけどクライアントの要望が反映されていない、納期になっても連絡が来ないという人はWebデザイナーに向いていません。

逆に、進捗報告をしっかり行い日々のクライアントとのコミュニケーションが取れていると、納期に間に合わないという場合に融通を聞かせてくれる場合もあります。
また、困ったことが起こった場合もクライアントに相談することが出来ます。

自分に実現できそうにない案件だった場合も代替案を提案することも出来ます。

なので、コミュニケーションはWebデザイナーにとってとても重要なスキルです。

パソコン操作が苦じゃない人

Webデザイナーは仕事中パソコンに向かっている時間がほとんどです。
肩こり、腰痛、眼精疲労など、パソコン操作が長時間になればなるほど体に負担がかかります。

なので、ストレッチをする、ウォーキングをする、睡眠をしっかりとるなど体のメンテナンスが必要になります。

私の周りでもヨガに通っている人やランニングを日々している人、針治療やマッサージに通っている人などがたくさんいます。

体のメンテナンスをしながらうまく仕事が出来る人がWebデザイナーに向いています。

効率的に仕事が出来る人

Webデザイナーの仕事には必ず締切があります。
簡単なものなら短期間で納品しなければいけません。
決められた期間の中で効率的に仕事しなければ納品日に間に合わなくなってしまいます。

出来そうな案件がたくさんあるからと言って、あれもこれも仕事を請けていたら時間がいくらあっても足りません。
自分の働ける時間、仕事の内容などを吟味して仕事を請ける必要があります。

ただ、一つの案件に集中しすぎて次の案件について考えていないと仕事が無い時間が出来てしまいます。
なので、案件をこなしつつ次の案件を探したり打ち合わせを先に入れたり効率的に仕事を行わなくてはいけません。

Webデザイナーのスキル

Webデザイナーの勉強
ここからはWebデザイナーとして働くために必要なスキルについて紹介していきたいと思います。
難しく感じる方が多いと思いますが、ここでも地道にコツコツと勉強を続けていけば大丈夫です。

PhotoshopやIllustratorの操作技術

Webデザインはadobeが販売しているPhotoshopとillustratorのソフトを利用してサイトデザインを行います。

現在は、「Canva」や「Figma」など無料ソフトを使ってサイトデザインをする場合もあります。
ただ、まだWebデザインの業界ではPhotoshopやillustratorの方が主流です。

無料ソフトが普及しない理由としては、実務をしている現役デザイナーが案件をこなしながら新しいソフトの操作を覚える時間が無い、わざわざ新しいソフトを覚える必要が無いと思っているWebデザイナーが多いからです。

そしてWebデザインは基本的に分業で行うことが多いです。
Photoshopで作られたデザインをトレースしてHTMLコードを書く場合があります。
illustratorで作られたロゴデータを提供されてそれを元にデザインを展開しないといけないという場合もあります。

その際にIllustratorやPhotoshopが使えないと仕事が出来ません。
なので、adobeのソフトは有料で高く感じますがWebデザイナーとして働くためには必須のソフトだと思っていてください。

自分の得意を見つけよう

Webデザイナーと言っても、デザインが得意な人、イラストを描くのが得意な人、コーディングが得意な人、など様々です。
もちろん、デザインだけ、イラストだけ、コーディングだけ、など知識が偏るのはあまりよくありません。
それぞれの基本をしっかり学んだうえで、自分はこれが得意!と言うのがあると仕事が取りやすいです。

デザインセンスは無くても大丈夫

普段からファッションに自信が無い、絵を描くのが苦手だからと自分はWebデザイナーに向いていないと思っているかがも多いかもしれませんが、
Webデザイナーにセンスはそこまで必要ありません。

と言うのも、デザインセンスは経験を積めば積むほど上達します。
そして、どれだけデザインに目を通しているかの数によっても変わってきます。

基本は誰かが作ったデザインの真似です。
デザインの参考になりそうなサイトがあればリンク集を作っておきましょう。

他にも、素敵なデザインを集めたサイトなどもたくさんあります。
現役のデザイナーでもこちらを参考にサイトを作ったりすることもあります。

誰かの真似を続けていくことで自分の引き出しをたくさん用意することが出来ればデザインセンスは自然についてきます。

■イケサイ
https://www.ikesai.com/

■バナーデザインアーカイブ
http://banner.keizine.net/

■ロゴストック
https://logostock.jp/

■LPアーカイブ
https://rdlp.jp/lp-archive/

■カラーハント
https://colorhunt.co/

コーディングスキル

コーディングスキル
Webデザイナーとして働くために必要なコーディングですが、すべてを暗記する必要はありません。
コードは覚えるより理解することが重要です。

実際、コーディングはイチからキーボードをたたき書くことはあまりありません。
基本となるものを用意しておいて、カスタマイズすることがほとんどです。

ただ、デザインされたものをHTMLとCSSで表現しなくてはいけません。
その為に必要なコードをどのようにして書けばいいのか、がわかれば大丈夫です。

覚えているものはキーボードを叩き書けばいいし、覚えていないものはGoogleで検索すれば大丈夫。
そのままコピペで使うことが出来ます。

HTMLやCSSはスペルが一つ間違っているだけで正確に表示されません。
なので、自分でキーボードを叩くより以前作ったものやGoogleで検索して出てきたものをコピペするほうが間違いが少ないです。

Webデザイナーの勉強法

Webデザイナーになるための勉強方法は3種類あります。

・書籍を購入して独学で学ぶ。

・オンラインスクールで学ぶ。

・通学型のスクールに通う。

3種類のなかでどれが自分に向いているのか詳しく見ていきましょう。

独学で勉強

本を買って勉強

独学で勉強する場合は書籍の購入をお勧めします。
インターネットやYoutubeなどで勉強することも可能ですが、学ぶ順番などがしっかりある書籍はスタートとゴールがあるので学びやすいです。

書籍は古本ではなく最新版が必須です。
技術もソフトも日々更新されていますので最新版の書籍の購入をお勧めします。

書籍が用意出来たら、まずは最初のページから勉強を進めていきましょう。
パソコンとソフトを用意し必ず実践しながら進めてください。

オンラインスクールで学ぶ場合

オンラインスクールで学ぶ

独学でコツコツ学ぶのが苦手、自信が無いという場合はオンラインスクールをおすすめします。

実は、独学で進めようとしてみたけど挫折したからスクールに通ってみたという方が多いんです。

ある程度勉強したのであればスクールに入るとすんなり解決するはずです。
illustratorで挫折したならillustratorだけの講座、HTMLで挫折したならHTMLだけの講座と選ぶことも出来ます。
そうすると、そこまで高くない金額で勉強できるスクールが見つかるはずです。

おすすめのオンラインスクール

ここからはおすすめのオンラインスクールをご紹介します。

スクール名 学べる内容 金額
デジハリ・オンラインスクール 在宅・副業コース 295,900円
インターネット・アカデミー Webデザイナーコース 367,400円
ヒューマンアカデミー WEBデザイナーコース 588,500円
SHEliks スタンダードプラン6か月 93,280円
デジハリオンライン:在宅・副業コース

デジハリオンラインはWeb業界で一番有名と言ってもいいほどのオンラインスクールです。
開校は1994年。
オンラインスクールが開校したのは2005年です。
元々通学型のスクールですが、オンラインスクールの受講生も多く、Web業界で働いていて「デジハリ」を知らない人はいません。

デジハリオンラインの口コミや講座内容については下記のページを参照してください。

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インターネットアカデミー:Webデザイナーコース

インターネットアカデミーは渋谷に校舎があるWebプログラミングスクールです。
基本的にオンラインスクールですが、通えるのであれば校舎で授業を受けることが出来ます。
他のスクールと比べ料金は高いですが、オンラインでのマンツーマン授業やライブ授業、リアルタイムでのオンラインサポートなどサポートは充実しています。

インターネットアカデミーの口コミや詳細についてはこちらをご参照ください。

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ヒューマンアカデミー Webデザイナーコース

ヒューマンアカデミーは全国24校舎ある大きなスクールです。
Webデザインだけでなく、様々な業種の専門的な知識が学べる総合スクールです。
Webデザインだけでもたくさんのコースがあり、目指すスキルに合わせてコースを選べます。

学び方は通学スタイルとオンラインスタイル、通学とオンラインの両方を都度選べるブレンドスタイルなどがあります。
通学スタイルでは少人数制でプロから直接学ぶことが出来ます。
illustratorやPhotoshop、HTML、CSSもしっかり学べて就職サポートも充実しています。

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SHEliks:スタンダードプラン6か月

SHEliksではたくさんの講座の中から自分で選ぶ学び方になります。
学ぶ期間を選ぶことで金額が変動していきます。

期間内であればillustratorやPhotoshopだけでなくロゴ制作講座やWebサイト制作講座、Wordpress講座なども受講可能です。

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通学型スクールに通う

通学型スクールに通う

独学やオンラインスクールでは自信が無いという場合は通学型のスクールをおすすめします。
通学型スクールは講師がすぐそばにいるので不明点が出た時にすぐに質問することが可能です。
また、パソコンやソフトの用意の必要が無いのですぐに勉強をスタートすることが出来ます。

ただ、通学型と言っても学校と違い対面授業はほとんどなく、事前に録画された授業の動画を見ながら勉強を進めていきます。
学び方はオンラインスクールとほとんど違いはありません。

オンラインスクールと通学型の違いを簡単にまとめています。

オンライン 通学型
・料金が安い
・パソコン、ソフトの準備が必要
・質問の返答がチャットやメール
・交通費、移動時間の必要が無い
・料金が高い
・質問はすぐ返答してもらえる
・パソコン、ソフトの準備は必要ない
・交通費、移動時間が必要

Webデザイナーの具体的な仕事内容

Webデザイナーの働き方

ここからは具体的な仕事内容についてご紹介します。

制作会社へ勤めた場合

制作会社へ勤めた場合

Webデザインの制作会社は中小企業が多いです。
メーカーや大企業のサイトは営業会社を通して依頼をされることが多いです。
デザインだけやコーディングだけの案件もありますし、契約しているサイトの運営を任される場合もあります。
細かいHTMLの修正や大量の商品画像の画像処理など、仕事内容も様々です。

制作会社へ勤めた場合、仕事は営業会社や営業部門が用意してくれているので、与えられた仕事を次から次へこなしていく事になります。
仕事が無くなる心配はありませんが、仕事を選べないことが多いです。
ただ、様々な仕事の経験が出来るのでWebデザイナーとしてたくさんの経験を積みたいという方はまず制作会社への就職をお勧めします。

残業時間は会社によって異なりますが、私の知る限りゼロの会社はありません。
現在は在宅勤務も多いですが、就業時間内に終わらない仕事は残業しなければいけません。

昔のように毎日遅くまで残業があるという会社はほとんどありませんが、残業がゼロの制作会社はほとんどないというのが現実です。

フリーランスで働く場合

フリーランスで働く場合

フリーランスで働く場合は仕事を自分で取ってこなければいけません。
営業活動はもちろん、見積もりや提案、クライアントとの打ち合わせ、納品後の請求書の発行なども行わなくてはいけません。
健康保険の手続き、確定申告など面倒な仕事も多いです。

フリーランスは仕事場所も仕事時間も自由が多く、収入も制作会社へ務めているよりも多くなる場合もあります。
ただし、すべて一人で責任を負わなくてはいけないので何があっても仕事を投げ出すことは出来ません。
また、病気で入院、利き手を怪我してパソコン操作が困難になってしまった、など仕事が出来なくなった場合は収入がゼロになってしまいます。

フリーランスとして働いている人のほとんどが一度企業に勤めてWebデザイナーとして働いた経験がある方です。
経験も知識も人脈も多くない未経験ではフリーランスとして多くの収入を得ることは難しいです。

なのでまずは制作会社で働き、経験や人脈を豊富にしたうえでフリーランスとして働くことをお勧めします。

副業として働く場合

副業として働く場合は経験や人脈はそれほど必要ありません。
副業デザイナーが良く利用しているサービスがクラウドソーシングです。

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業と、仕事をしたいフリーランスを繋ぐマッチングサービスです。

登録はすべて無料。
お仕事が完了すると報酬から手数料を引かれた金額を受け取ることが出来ます。
単価も低い上、手数料も引かれるのでたくさん稼ぐことは出来ませんが、営業活動する費用や時間を削減できるのでおすすめです。

おすすめクラウドソーシングは4つ

副業デザイナーとしての働き方、報酬についてはこちらのページを参照してください。

まとめ

Webデザイナーになるためにはデザインセンスは必要ありません。
パソコン操作やIT用語が苦手でも、日々コツコツ勉強している間に苦手意識は無くなっていくので大丈夫。
私も正直、センスもないですしパソコンも学ぶ前はほとんど触れたこともありませんでした。
IT用語なんて今でもわからない言葉がたくさんあります。

Webデザイナーは年齢や性別が問われないとても素敵な職業です。
在宅ワークでも活躍することが出来るので子育ての両立などもしやすいというメリットも。

自分には無理かも?と思っている方も、一度書店でWebデザインの勉強の書籍を手に取って開いてみてください。
意外と簡単?と思えるかもしれません。

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