
就職サポートは色々あるみたいだけど、活用できる?
Webデザイナーとして就職したいから勉強を始めようと思っている方も多いと思います。
せっかくお金と時間を使って勉強するんだから、就職できなければもったいないですよね。
今回はデジハリWebデザイナー専攻を卒業した経験をもとに、
デジハリオンラインは就職できないのか、卒業生の80%がWebデザイナーとして本当に活躍しているのかを調べてみました。
就職できない理由はデジハリだからじゃない
就職するためにはデジハリのチカラは必要!
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勉強するならデジハリオンラインが優秀

デジハリオンライン
Webデザイナースクールの中でも歴史は古く、卒業生はなんと9万人!
デジハリオンラインは2005年から開校しています。
カリキュラムにはWebデザインを勉強するノウハウがぎっしり詰まっています。
他のスクールと比べ歴史も古く、授業内容も通学講座とほとんど変わりません。
Web業界にはたくさんのデジハリ卒業生がいるというのも心強いです。
金額的に高いところが気になりますが、同じようなオンラインのWebデザインスクールに通うのであればデジハリを強くおすすめいたします。
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デジハリオンラインが就職できない理由
カリキュラムが充実していることや歴史が古い事は素晴らしいことですが、
実際お金と時間をかけて勉強しても就職できなければ意味がありませんよね。
デジハリオンラインを卒業した後、就職が出来ないという声が多く聞かれますが、どうして就職が出来ないのか詳しく調べてみました。
コロナの自粛で出会いが少ない
デジハリは人との出会いを大事にしています。
同期生はもちろん、先輩や後輩、他校生と交流できるイベントがあったりするんです。
以前はセミナーやイベントでで外部の企業の人などと交流出来たりしていましたが、
コロナの影響でリアルなイベントがオンラインイベントに変更したりしています。
出会えた企業の人と仲良くなってそのまま就職が決まったという事もあったのですが、
現在はオンラインでのイベントでなかなか出会いの機会がありあません。
その点も就職できないという事につながっているのかもしれません。
デジハリの求人は関東ばかり

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ただ、利用した方のほとんどが口をそろえて言うのが、「求人は関東ばかり」と言う事なんです。
関東に住んでいる方にとっては有益な情報ですが、地方在住者にとっては全く意味のない情報です。
就職支援をしてくれると言っても、「未経験可」の求人を探すのは一苦労。
いくら立派なポートフォリオを作れたとしても求人情報が少ないのではなかなか就職できませんよね。
現職をしながら勉強するから思い切って転職できない
デジハリオンラインは仕事をしながらでも学習が出来るのがポイント。
仕事や家事の空き時間を使って勉強したり、ネットさえ繋がっていれば外出先でも勉強できます。
勉強するために今の仕事を辞めた!と言う方であれば卒業後に必死に就職先を探さなければいけませんが、
今仕事を持っている方はそこまで焦って就職活動をしません。
日々の学習、課題や卒業制作に時間を取られてポートフォリオを作る時間を作ることが出来ず、
就職活動がなかなか進まないというケースが多いんです。
仕事を続けていたらお金にも困らないし、就職活動がずるずると後回しになっているのが現状のようです。
自分から動かないと就職できない
他にも就職支援があるのですが、すべて自分から動かないと活用できません。
ポートフォリオも学習したものだけでなく、自分でリアルなサイトを作ってみたりして充実させる必要があります。
キャリアセンターというサービスを利用するとポートフォリオの作り方についてのアドバイスを個別でもらえますが、実際キャリアセンターを利用したという人は少なく、
セミナーやゼミも豊富にあるのですが、こちらも自分から参加したいと動かなければ参加できません。
デジハリ側も就職活動については積極的に声をかけたりはしていません。
年齢のハードルを越えられない
デジハリオンラインを受講される方の平均年齢は32.7歳。
業界に未経験で転職を考えようとすると少し躊躇してしまう年齢ですよね。
就職した先の上司が年下だったという事もよくあります。
現職と比べて給料が高ければいいですが、はじめのうちは下がる場合もあります。
希望条件などいろいろ比べているとなかなか就職先が決まらない・・・と言う方が多いようです。
【卒業生の80%がWebデザイナー】として活躍は本当?
就職できないという声がある一方で、デジハリオンラインのうたい文句として【卒業生の80%がWebデザイナー】と言うのがあります。
こちらのカラクリとしては、就職はもちろん副業やフリーランスも含め、Webデザイナーとして少しでも仕事をしている人が80%いるという数字になります。
なので、就職できないけどせっかく勉強したんだからフリーランスで仕事を探してみようと一つ仕事を請け負った場合の人も含まれます。
またこの数字はデジハリオンラインのすべての卒業生を対象にした数字ではなく、2014年に卒業生を対象に行われたアンケートから出た数字です。
なので、現在も80%の方がWebデザインなーとして活躍されているかどうかは不明になります。
デジハリオンラインで就職するために必要な事
とは言え、デジハリのカリキュラムは歴史がありとても優秀です。
しっかり勉強して、しっかり就職活動をすればほとんどの方が就職できるスクールです。
そこで、デジハリオンラインで勉強した後就職するために必要なことを詳しく説明させていただきます。
デジハリのキャリアセンターを活用しよう
デジハリのキャリアセンターは就職をサポートしてくれるところです。
キャリアセンターのスタッフはデジハリ生の就職をたくさん見てきています。
何を改善すれば就職できるのか、希望する企業に就職するためには何が必要なのかと言う事を熟知しています。
キャリアセンターに相談したデジハリ生のうち、希望する企業に就職できた人は95%もいると言われています。
ただネットで調べた情報をうのみにするのではなく、とにかくキャリアセンターに相談してみましょう。
セミナーや勉強会などのイベントに参加
デジハリが開催しているイベントはもちろん、Webデザインに関連しているイベントにはできるだけ参加しましょう。
そこで得られる情報はもちろん、出会いもあります。
名刺を作って、住んでいる地域のWebデザイナーと交流しておくことで就職に直結することはもちろん、就職活動するうえで情報収集が簡単にできます。
また、同じように就職活動している仲間に出会えることもあります。
情報交換も大事ですし、同じ悩み、同じ苦労を共有することで、勉強することや就職活動することが楽しくなりますよ。
そこでの出会いは、Webデザイナーとして活動しだしてもとても大事になりますよ。
中には、行くだけ損だったな・・・と思うイベントもあるかもしれません。
有料のもの、無料のものあり、電車代もかかります。
もちろん大事な時間も使います。
リスクはありますが、人と出会い情報を手に入れるためには必要なことだと私は思います。
オンラインで勉強しているとすべて自宅で完結してしまい、外に出るのに億劫になってしまいます。
ただ、就職するためには外に出ないと何も始まりませんので、重い腰を上げてイベントなどに参加してみてください。
ポートフォリオを充実させよう
ポートフォリオは就職活動のとても強い武器です。
採用担当者が見ているのは年齢でもなく、経験でもなく、スキルと人柄です。
未経験でも、経験者と同じぐらいのスキルを持っていて、社会人的な経験も豊富、人柄に問題が無ければ採用されます。
その中で、経験者と同じぐらいのスキルを証明できるものがポートフォリオになります。
知り合いのお店のサイトを作ってみる、友人の名刺をデザインしてみる、好きな商品を紹介するサイトを作ってみる、など作品の数を増やしてみましょう。
履歴書・職務経歴書は手作りで
履歴書や職務経歴書はコンビニなどで購入することが出来ます。
普通の会社に就職する際はそちらで十分ですが、Webデザイナーであればイチからフォーマットを作成しましょう。
履歴書や職務経歴書も「作品」にしてしまいましょう。
内容は販売されているものと同じ出なければいけませんが、色使いやフォントの大きさ、枠のデザインなどオリジナルのものを作ってください。
市販のものを記入していくとどうしても出来てしまう「空白」部分が出来てしまいます。
採用担当者が一番気になるところが「空白」部分が多いこと。
「空白」部分が多いとどうしても内容が薄っぺらい書類に見えてしまうからです。
勉強したデザインのスキルを利用し自作することで「空白」を埋めることが出来ます。
就職活動は勉強を始めてすぐに始める
就職活動はすべてのカリキュラムが終了してからと思っていては遅いです。
企業のリサーチや就職のために必要なポートフォリオの作成などは、学習を始めた早い段階から準備が必要です。
何が必要なのかも一度キャリアセンターに相談してみましょう。
また勉強を始めたら、オンライン・リアルを問わずイベントにはできるだけ参加しましょう。
就職活動は全てのカリキュラムが終わってからとのんびりしていてはモチベーションも下がります。
時間ももったいないので、できるだけ早い段階から動き出しましょう。
目的は、「デジハリを卒業する事」ではなく、「Webデザイナーになる」ことです。
デジハリの学習を優先していて就職活動がおろそかになってしまったのでは本末転倒です。
【デジハリ】のチカラを信じよう
【デジハリ】って実は業界で結構有名なんです。
Web業界で働いていて知らない人は居ないはずです。(いたらごめんなさい)
なので、採用担当の方は必ず知っているはずです。
歴史が古いので過去にデジハリ卒業生を雇ったことがあったり、現在働いている人がデジハリ卒業生だったり、
なので、「デジハリ卒業生です」と言うと話が簡単に通ることも。
私の経験
私は10年ほど前に通学型ですがデジハリを卒業しました。
私の場合、卒業してからプログラムを学びなおし、プログラマーとしていったん企業に就職しました。
現在は、フリーランスのプログラマー兼Webデザイナーとして働いています。
クラスメイトや同時期に学んでいた仲間の中には就職できた人、就職できなかった人、いろんな人がいました。
ただ、「就職したくて頑張ってるのに就職できない」と言う人はいませんでした。
デジハリのカリキュラムは正直大変です。
私はついていくのが精いっぱいでした。
その中でも、課題に本気で取り組んでいたり、課題以外の作品作りを積極的にしていた人は卒業と同時に就職していました。
逆に、課題の提出が間に合わなかったり、授業の出席率が悪かったりした人は就職していませんでした。
ただ、言われたとおりにカリキュラムを修了したからと言って就職先が見つかるわけではありません。
学習しながら個々が努力しなければ就職先は見つかりません。
なので、「就職したい!」という強い意志のある頑張るデジハリ生は必ず就職できるのではないでしょうか。
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まとめ
デジハリ卒業生が就職できない理由は、
- 求人が関東ばかり
- 現職があるから思い切って転職できない
- 自分から動かないと就職できない
- 年齢のハードルを越えられない
就職できない理由はデジハリオンラインだからではなく、社会人スクールのあるあるなのかもしれません。
ただ、デジハリ側は就職するためにサポートは充実していると思います。
上手く活用して就職活動すれば、希望の企業に就職できる可能性はとても高いと思います。
以上、デジハリオンラインは就職できない!【卒業生の80%がWebデザイナー】として活躍は本当?について調べてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。