【Webデザイン】独学は難しい?
【Webデザイン】独学は難しい?
Webデザイナーになるためには何からはじめたらいい?
スクールは料金が高いけど通う必要はある?
独学からWebデザイナーになれるの?

Webデザイナーと言っても、学校で勉強する内容でもないし、何から始めればいいのかわかりませんよね。
スクールに入らないといけないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
スクールはあくまで補助的なもので、必ず入る必要はありません。

Webデザイナーには独学でもなれます。

今回は、Webデザイナー歴10年の経験から、独学で勉強する方法とスクールじゃなくても就職やフリーランスとして独立する方法を解説していきます!

Webデザイナーってどんな仕事?

Webデザイナー

Webデザイナー

まず、独学を始める前の方はWebデザイナーと言う仕事がどんな仕事なのかを理解しておきましょう。

Webデザイナーになるために、明確な資格や経験値などはありません。
Webサイトを一人で作ることが出来るのがWebデザイナーです。

なので、独学でも、スクール出身者でもWebサイトが作れれば大丈夫。

Webデザイナーとして就職すると

就職した企業の仕事の仕方に従います。
コーディングを任されたり、デザインを任されたり、Wordpressを任されたり、自分の希望する仕事ができるかどうかわかりません。
中には、朝から晩まで画像処理ばかりという過酷な仕事もあるかもしれません。
パソコンは会社にもよりますが、会社から支給されたパソコンを利用します。
Windowsが得意でもMacを渡されたという場合もあります。
就職活動をする際に要チェック項目です。

Webデザイナーとしてフリーランスで働くと

フリーランスになるとイチからクライアントさんと打ち合わせをします。
デザインをして、コーディングをして、サイトをサーバーに乗せるまですべてを一人でします。
中には、デザインが得意だからバナー制作ばかり請け負っている方や、コーディングが得意だからコーディングメインで請け負っている方などもいらっしゃいます。
パソコンは、すべて自分のパソコンで作業をします。
ソフトも自分が契約しているものを利用します。

Webデザインの独学は難しい?

Webデザインを独学でするのは正直難しいです。
学校では習わない新たな教科になりますので、イチから勉強しなくてはいけません。

勉強する範囲広く、勉強を進めても進めてもゴールが見えません。

さらに途中でわからないことがあると、そこで止まってしまい勉強が先に進みません。

そんなことを繰り返していると、勉強が苦痛になり辞めてしまう人が多いんです。

独学を成功させる方法

独学で勉強するのはとても難しいですが、順番を守り地道に進めることが出来れば大丈夫。
今、挫折してしまいそうという方は諦める前にもう一度学び方を見直してみましょう。

教科書を買いましょう

本を買って勉強

まずはネットや動画に頼らず、書店に行き基本的なことを学べる本を購入しましょう。
ここで、重要なのは古本屋ではなく書店で新しい本を買う事です。
技術もソフトも毎年のようにバージョンアップします。
なので、できるだけ新しい本を購入するようにしましょう。

購入する本は、
・illustratorの使い方の本
・Photoshopの使い方の本
・HTML・CSSの学べる本

この3つです。

まずはillustrator、次にPhotoshop、最後にHTMLとCSSの本、の順に初めから最後までしっかり学びましょう。
読むだけでなく、パソコンを開いてソフトを用意して本通りに進めていきましょう。

スクールも本の通りに進みます。
私は10年前ですがデジハリに通っていました。
そのころの授業内容は市販されているデジハリの本を使って進めていました。
なので、本通りに進めていくという方法はスクールでも同じと言う事なんです。
現在は各スクール独自の動画教材を利用しているところが多いようですが、勉強する内容は基本的にすべて同じです。
なので、本をベースに勉強を進めていくという事がWebデザイナーになるための大切な勉強と言う事になります。

勉強時間を毎日確保しましょう

勉強時間

勉強時間

まとまって週末に詰め込むよりは、毎日少しずつ続けることが大事です。
とにかく継続することが大事です。
せっかく学んだことも日々続けていないとすぐに忘れてしまいます。

おススメは「朝」です。
いつもより30分早く起きてパソコンを開けてみましょう。
夜にすると疲れた日はサボってしまう可能性があるので朝がおすすめです。

アウトプットは必要以上に!

学んだことは必ず復習しましょう。
例えば、illustratorで新しいツールの使い方を覚えたら、そのツールを使ってほかの絵も描いてみましょう。
Photoshopで写真加工のツールを学んだら、自分の持っている画像で同じ加工をしてみましょう。

HTMLでコーディングが出来るようになったら、別で自分でデザインしたサイトを作ってみましょう。

おすすめは名刺作りとポートフォリオサイト作りです。

学んだ時だけ使えることが出来ても、実践で必要になったときには忘れています。
ソフトは日々使っているからこそ、手も脳も覚えているものです。

習ったことのアウトプットを利用して作品集作りにもつなげることが出来るので一石二鳥です。
アウトプットには時間を惜しまず、しっかり取り組みましょう。

交流会や勉強会に参加してみましょう

「地域 Web勉強会」「地域 Webデザインセミナー」と検索していけそうな勉強会やセミナーにはできるだけ参加してみましょう。
かなり有益な情報を手に入れることが出来ますし、運が良ければそのまま仕事が見つかったりします。
勉強で挫折していることがあれば解決策を教えてくれるかもしれませんし、同じように勉強をしている同志や先輩を見つけることが出来るかもしれません。

Web業界は人とのつながりがとても大事です。
はじめは緊張するし、とても勇気がいると思います。
無理していく必要はありませんが、興味のある方はぜひ参加してみてください。

アルバイトを探してみる

現在仕事をしながら勉強しているのであれば難しいかもしれませんが、
もし一定期間収入が少なくても大丈夫なのであれば未経験OKなWebデザイナーのアルバイトを探してみてはいかがでしょうか?
収入は期待できないと思いますが、お金をもらいながら勉強ができると考えるととてもお得なお仕事です。

ただし、アルバイトなので、Webデザインの仕事をどこまで任せてもらえるかわかりませんが、上司や先輩は現役のWebデザイナーなので
働いているとかなり勉強できると思います。
リアルな現場で勉強が出来るのでスクールに行くより技術は向上するはずです。

挫折しそうな時はスクールに通ってみましょう

どうしてもわからない、解決しなくてずっと勉強が進まない、と言う場合はスクールも検討してみてはいかがでしょうか?
実は、独学で進めようとしてみたけど挫折したからスクールに通ってみたという方が多いんです。

ある程度勉強したのであればスクールに入るとすんなり解決するはずです。
illustratorで挫折したならillustratorだけの講座、HTMLで挫折したならHTMLだけの講座と選ぶことも出来ます。
そうすると、そこまで高くない金額で勉強できるスクールが見つかるはずです。

未経験からWebデザイナーとして就職する方法

Webデザインを自分で作る技術が身に着いたのであれば、就職活動を始めましょう。
大事なのは履歴書とポートフォリオです。

履歴書は自作で

コンビニや文房具やに売っている履歴書やネットでダウンロードできる履歴書はNGです。
illustratorやPhotoshopを利用してオリジナルの履歴書を作りましょう。
求人に応募する際に最初に見てもらえるのが履歴書です。
みんなと同じ履歴書では、最初の振るいから落ちてしまいます。
インパクトも大事ですし、しっかり読んでもらうことも大事。
派手な目立つものを作るのではなく、デザイン性のある自分の得意分野をしっかりアピールできるものを作りましょう。

応募する企業は未経験NGでもチャレンジ

Webデザイナーで未経験可となっている求人はとても少ないです。
Webデザイナーに転職しようとしている人も多いので競争率が高く、なかなか採用してもらえません。
そんな時は、経験者を募集しているところにダメもとで履歴書とポートフォリオを送ってみましょう。
未経験でもこれだけ作れる!と言う事を伝えることが出来るので、返事が返ってくる可能性があります。
その為にはポートフォリオサイトをしっかり作りこみをしている必要があります。

求人にある未経験可と経験者
求人の採用条件になぜ「経験者」と書くのか。
それは、未経験の何も知らない人が応募してこないように。誰でもOKと言うわけじゃないよ。と伝えたいから。
なので、Webサイトが作れる、illustratorでこれだけイラストが描ける、しっかりHTMLを理解しているという事を伝えることが出来ると、「経験者」なのか「未経験」なのかは関係なくなる場合があります。
もちろん、経験10年以上のベテランを求めている求人であれば相手にしてもらえませんが、経験が浅い人でも大丈夫なのであればサイトが作れる時点で問題ありません。

未経験からフリーランスで働く方法

フリーランスで働くためにはWebサイトを一人で作れなくても大丈夫。
バナーを作れるぐらいillustratorやPhotoshopが作れるようになったらクラウドソーシングに登録して仕事に応募してみましょう。

おすすめクラウドソーシングは4つ

illustratorやPhotoshopが使えるようになればバナーなどを作れると思います。
クラウドソーシングは名刺デザインやバナーデザインなどの案件もあります。
安価なものも多いかもしれませんが、まず安価なものからたくさん実績を作っていきましょう。

サイトを作れるのであればサイトデザインの案件やコーディング案件などに応募することも可能になります。

まとめ

Webデザインを独学で進めるには地道にコツコツと進めるしかありません。

Webデザインの独学が難しいと言われている理由

・勉強範囲が広く、時間がかかる
・わからないところが出ると解決できず勉強が止まってしまう。

独学を成功させるには

・本を買ってコツコツ進める
・勉強時間の確保
・アウトプットが大事
・セミナーや勉強会に参加して人脈作り

また、未経験のアルバイトを探してみるのもおすすめです。

どうしても先に進めなくて困ったときはスクールを探してみましょう。

以上、【Webデザイン】独学は難しい?未経験から就職・フリーランスで働く方法を解説させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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